本記事では、僕が株式投資において参考にしている書籍をまとめます。
主に日本株と米国株で投資戦略が分かれているので、それぞれで参考にしている書籍についてまとめていきます。
日本株
まずは日本株投資で参考にしている書籍について紹介していきます。
日本株の投資戦略
日本株では成長株投資をメインで行っています。
主にオニールとミネルヴィニの投資手法を参考にしていて、これを日本株に適用しています。
本サイトで収集しているデータは、この2人の投資手法を日本株に適用するために必要な情報がメインになっています。
参考にしている書籍
日本株投資で参考にしている書籍をここでは5冊紹介します。
オニールの成長株発掘法
1冊目は僕のバイブルとなっている「オニールの成長株発掘法」です。
これが最も参考にしている本になります。
分厚くて値段も高いですが、成長株投資に必要なエッセンスがほぼたくさん詰まっている1冊です。
本当に分厚いので読むのにかなり苦労するとは思いますが、得られる知識も半端ないのでおすすめです。
本サイトで管理している「オニール銘柄」はこの本で紹介されているCAN-SLIM投資法を参考にして基準を設定しています。
参考記事: 【オニールの成長株発掘法】CAN-SLIM投資法について解説
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オニール銘柄
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また、この本で紹介されているレラティブストレングスについては、日本株ではデータが存在していなかったので、本サイトでは独自の計算方法を日本株に適用して日々計算しています。
参考記事: 【一部無料公開】日本株でレラティブストレングスを計算する
「オニールの成長株発掘法」には、ファンダメンタルズに関する情報はもちろんですが、チャートも読み方や天井圏や底値の見極め方など、役立つ情報が盛りだくさんです。
ちなみにこの本はある程度の株式投資に関する基礎知識を持っている方向けの本ですので、最低限の知識を身につけた上で読んだ方が良いです。専門用語が結構出てきます。
ミネルヴィニの成長株投資法
そして僕がバイブルとして利用している本にはもう1冊あります。
それが、「ミネルヴィニの成長株投資法」です。
こちらの本は特にチャートの読み方を重視しています。
参考にしているところはたくさんあるのですが、特に株価が形成する4つのサイクルに関する説明がとても役に立っています。
そして上昇局面にいる銘柄を効率的にスクリーニングする方法として、トレンドテンプレートが紹介されています。
「ミネルヴィニ銘柄」はこのトレンドテンプレートを参考にしています。
参考記事: 【無料公開】ミネルヴィニのトレンドテンプレートを日本株に適用する
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ミネルヴィニ銘柄
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どちらの本もファンダメンタルとテクニカルの両方を利用しますが、オニールの手法では、まずファンダメンタルから入って銘柄を選定してチャートを監視して買いのタイミングを判断するという流れになります。
一方で、ミネルヴィニの手法では、まずチャートの形から銘柄を絞り出して、それらのファンダメンタルをチェックして投資銘柄を選定します。
僕的にはどちらもすこぶる有用な考え方で、片方に絞ることができずに両方採用した感じですw
1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術
上記で紹介した2冊はかなり分厚い本で、読み終えるのに大変苦労します。どちらも600ページくらいありますw
読書好きの方なら問題ないかもしれませんが、そうでない方にはなかなか苦痛だと思います。
そういった方には、DUKE。さんの「1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術」から入ると良いかもしれません。
こちらの本は、オニールやミネルヴィニを影響をかなり受けており、彼らの投資手法を日本株用に少しアレンジしたものが紹介されています。
内容としてもとても読みやすく、やはり日本の方が書いた本なので説明などを読んでもしっくりきます。
僕が日本の個人投資家で最も参考にしているのがこのDUKE。さんです。
この本が気に入ったらオニールやミネルヴィニの本も楽しく読めると思います。
世紀の相場師ジェシー・リバモア
次の2冊は、僕の投資に対するメンタルや思考法を学ぶ上で役立った本をご紹介します。
1冊目は、「世紀の相場師ジェシー・リバモア」です。
これは「伝説の投機王」「ウォール街のグレート・ベア」などと称された相場師、ジェシー・リバモアの生涯を綴った本です。
ジェシー・リバモアは、世界恐慌で株価が暴落する中、空売りを仕掛けて大儲けした伝説のトレーダーです。
彼の人生は繁栄と破産の繰り返しで、その度に投資で勝つために必要なスキルを身につけています。
時代が違うので、今日の投資環境とはかなり違いますが、投資家としての振る舞い方については今でも通じるものがたくさんあります。
僕自身もこの本の影響はかなり受けていて、増し玉投資や損切りの思考、チャートの対する考え方など、たくさんのことを参考にしています。
私は株で200万ドル儲けた
2冊目は「私は株で200万ドル儲けた」です。
これは、プロダンサーであるニコラス・ダーバスが、幾多の苦労を経験しながら、最終的には自身の投資理論(ボックス理論)を開発し、株式市場で200万ドル以上の利益を上げた経緯について書かれています。
「世紀の相場師ジェシー・リバモア」はかなり分厚いてですが、こちらの本はそこまで長くないので、サクッと読めます。
こちらもかなり昔の相場をもとに書かれた本ですが、投資に対する考え方は今でも十分に通用するものばかりです。
彼らの思考法が僕の投資でも大いに役立っています。
どちらも彼らの人生について綴っているので、投資本というよりは普通の読み物感覚で楽しめる本です。
米国株
次に米国株投資で参考にしている書籍について紹介していきます。
米国株の投資戦略
米国株の投資手法は日本株とはかなり異なっていて、基本的には長期投資を主軸にしています。
銘柄はETFと高配当銘柄(なおかつ連続増配銘柄)を中心としており、長期視点のキャピタルゲインを狙いつつも着実に配当金を増やしていけるようなポートフォリオを構成しています。
一定金額(最近は毎月30万円)を毎月積み立てており、ひたすら資産を積み上げております。日本株で得たキャピタルゲインを米国株に投資することもあります。
参考にしている書籍
米国株投資で参考にしている書籍をここでは4冊紹介します。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
1冊目は「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」です。
結構煽ったタイトルですが、内容としてはとてもわかりやすい(そしてめっちゃおもろい)です。
長期投資を目的に、高配当かつ増配を続けている企業をピックアップして、ひたすら定期買い付けを行なっていくというとってもシンプルな投資スタイルで、この本を読むと「あ、これで十分ですね」と納得できます。
僕自身、この本を読んで一部の資金を米国株に投資することを決めました。
おすすめです。
著書はのバフェット太郎さんはブログやYouTubeでも活躍されています。
ブログ: バフェット太郎の秘密のポートフォリオ【米連続増配高配当株・配当再投資戦略】
YouTube: バフェット太郎の投資チャンネル
お金が増える 米国株超楽ちん投資術
2冊目に紹介するのが「お金が増える 米国株超楽ちん投資術」です。
これもアメリカ株の長期投資にフォーカスした内容です。
アメリカ株になぜ投資するべきなのかを明確に説明してくれています。
「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」よりもまじめ?な文章で書かれています。
著者のたぱぞうさんはブログをやっているのでそちらもおすすめです。
ブログ: たぱぞうの米国株投資
となりの億万長者
最後の2冊は長期投資の心構えとか重要性について教えてくれるものになります。
まず最初の1冊は、「となりの億万長者」です。
この本を読むと、お金持ちに対するイメージがかなり変わると思います。
お金持ちになることを夢見ている方にとっては少しがっかりする内容かもしれません。
しかし、この本を読むと、誰もがお金持ちになることができる可能性を示してくれていることもわかります。
慎ましい生活をして継続的に資産形成をしていれば、誰でもお金持ちになってお金の心配から解放されることは可能であることを示してくれている希望の本です。
少なくとも僕は本書を読んでお金に対する考え方を改めて、無駄遣いはしなくなりました。
そしてお金の心配から解放されることも目指して、より一層投資について勉強するようになりました。
バビロンの大富豪
最後の1冊は「バビロンの大富豪」です。
お金持ちになるための条件を知りたいという方におすすめです。
こちらは刊行されてから80年以上経過しているとても古い本ですが、今でも多くのお金持ちに支持されている大ベストセラーとなっている本です。
この本を読むとお金持ちになるために必要な条件を学ぶことができます。
本で読むのは辛いという方には漫画版もおすすめです。(僕はなぜかどっちも読みましたw)
「となりの億万長者」や「バビロンの大富豪」を読むとお金持ちの実態やお金持ちになるために必要な条件を学ぶことができます。
何れにしても、お金持ちになるためには倹約家であること、着実な資産形成をしていくことが必須であることがわかります。
そしてこれさえしっかりできていれば、誰でもお金持ちになることが可能であることを示してくれています。
まとめ
本記事では、僕が株式投資において参考にしている書籍についてまとめました。
日本株と米国株で戦略が分かれているので、それぞれで参考にしている本について紹介しました。
基本的には、1つの本だけを参考にしているというよりかは、いろいろな本で参考になったものを組み合わせて僕自身の投資スタイルを作り上げている感じになっています。
今後も新しい知識が増えるにつれて、僕の投資戦略も随時変わっていくと思います。
その際には本記事にも新しい本を追加していきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。