銘柄分析

【銘柄紹介】1717 明豊ファシリティワークス|高自己資本率と高配当が魅力のCM企業

こんにちはTATです。

この度、新しく銘柄分析というカテゴリーを作りました。

このカテゴリーでは、僕が実際に投資した銘柄気になっている銘柄について紹介していきます。

 

第一弾として証券コード1717の明豊ファシリティワークスを取り上げます。

 

僕自身、先月(2025年7月)に新規でエントリーした銘柄です。

業績も堅調で、配当利回りも高く、長期保有するにはいい銘柄だなと判断して投資を決めました。

2025年7月18日にエントリーして約定単価は1,010.6円でした。

 

本記事では、この明豊ファシリティワークス(1717)を紹介します。

 

明豊ファシリティワークス(1717)とは

ここの情報はこの記事を書いている2025年8月16日時点のデータです。

 

会社概要

  • 会社名:明豊ファシリティワークス株式会社

  • 設立:1980年9月12日、上場:2004年2月19日(東証スタンダード)

  • 本社所在地:東京都千代田区平河町2‑7‑9 JA共済ビル6階(総合受付5階)

  • 従業員:単体200名(臨時60名)、平均年齢46.8歳、平均年収11,180千円

  • 自己資本比率:約69.5%と高く、安定した財務基盤

年収が高くて驚きました。

きちんと稼げていて、尚且つ従業員への給料もしっかり払っている会社は信頼できます。

 

主な事業内容

  • 日本で唯一の上場CM(コンストラクション・マネジメント)専門企業

  • セグメント構成:オフィス事業、CM事業、CREM(施設維持管理)事業、DX支援事業

  • 発注者支援型として、建設プロジェクト全体を計画〜維持管理まで支援するスタイルが強み

 

投資を決めた理由

成長性

  • 直近決算(第1四半期、2026年3月期)では、売上高+12.9%、営業利益+20.7%、経常利益+20.7%、最終利益+16.4%と全セグメントが増収増益

  • オフィス、CM、CREM、DX支援の全分野で需要が拡大中

業績は堅調に成長しています。今後も需要が安定して続きそうと思っています。

時価総額は139億円とまだまだ規模としては小さく、これからの成長余地も十分にあると思います。

時価総額1兆円の企業と時価総額100億円の企業では、どちらが時価総額2倍になりやすいかと聞かれたら無論後者です。

中小企業には時価総額がこれから何倍にも大きくなっていく可能性を秘めています。

 

業績や株価の見方に関しては、オニールやミネルヴィニの投資手法も参考にしています。

【オニールの成長株発掘法】CAN-SLIM投資法について解説

続きを見る

【無料公開】ミネルヴィニのトレンドテンプレートを日本株に適用する

続きを見る

 

ちなみにミネルヴィニ銘柄にも登録されています。(2025年8月16日時点)

ミネルヴィニ銘柄

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財務の健全性

  • 自己資本比率は約69.5%で、借入に頼らない無借金経営と推察

  • キャッシュフローも概ね安定し、財務余力に余裕あり

建設系で自己資本比率が70%近くあるのが素晴らしいですね。安心感があります。

財務基盤がしっかりしていると安心して長期保有できます。

 

株主還元姿勢

  • 配当利回りは約3.95%(2025年8月16日時点)、配当性向も堅実で、株主還元に積極的な姿勢がうかがえる

  • 業績好調を反映し、増配・上方修正実績あり

配当利回りも高く、高配当銘柄としても優秀です。

業績も伸びているのでキャピタルゲインも同時に狙うことができます。

僕が投資したタイミングでは、配当利回りは4%を超えていました。

 

僕が高配当銘柄を選定する1つのポイントは利回りが4%以上であることです。

これはかんちさんの投資手法を参考にしています。

元消防士が資産8億円を築いた!「かんち流・高配当株×貯株」完全ガイド【2025年版】

続きを見る

 

業績推移と株価動向

過去5年以上の業績推移

  • 売上高の着実な推移:2023年3月期の売上高は約57億円、営業利益なども増加傾向

  • EPSは2025年3月期予想で78.8円と2010年の赤字から大幅回復

  • ROE(自己資本利益率)は着実に改善し、2026年予想で17.3%程度

ROEも高水準です。

 

株価指標

  • PERやPBRは検索時点の株価に応じて提示可。配当利回り4%超は注目ポイント

今後の注目ポイント

市場環境と需要予測

  • 官公庁・自治体の公共投資や働き方改革・DX需要増により、CM方式の採用増が期待される

成長戦略

  • MPSを活用したCREM事業やDX支援の強化により、業務効率化ニーズへの対応が進む

リスク要因

  • 公共プロジェクトの予算縮小や景気後退による受注減の可能性

  • 人材確保の難しさや競争激化

まとめ

  • 総括:明豊ファシリティワークスは、CM専門というユニークなポジション、高自己資本率、堅実な収益・配当体制という特徴を備えた銘柄で、安定的な投資先として魅力的

  • 投資視点:短期的には業績発表や受注動向、長期的には公共投資の推移やDX市場開拓の動きが注目点

 

高配当でありながら、業績も確実に成長している企業です。

キャピタルゲインを狙いつつも、配当を受け取りながらのんびり待とうと思います。

配当金がしっかり出ていて財務も安定しているので安心して長期保有ができますね。

これから爆上げすることの願います。

 

こんな感じで、今後も気になった銘柄や実際に投資した銘柄を紹介していこうと思います。

それでは良い週末を!

 

元消防士が資産8億円を築いた!「かんち流・高配当株×貯株」完全ガイド【2025年版】

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