こんにちは。TATです。
今日は証券コード7088のフォーラムエンジニアリングを紹介します。
僕が実際に購入した銘柄になります。
配当利回りが高く、業績も順調に伸びていたのでエントリーを決めました。
2025年7月18日に1,887円で約定しました。
直近の決算発表後に急騰して、本記事を書いている2025/08/28時点では、+11%の含み益となっています。
ただ、寝ぼけていたのか配当性向を考慮せずにエントリーしてしまいまして、こちらの銘柄の配当性向は90%以上になっており、業績が傾いた瞬間減配される可能性が高いです。
幸いにも現状では含み益が出ている状態で今後の業績予想も堅調ですが、リスクがあるのである程度含み益が出たら利確して別の銘柄に投資しようかなとも考えています。
フォーラムエンジニアリング(7088)とは
会社概要
-
上場市場:東証プライム、業種:サービス業(エンジニア派遣・紹介、新卒・転職サイト「コグナビ」などを展開)
-
設立:1981年4月17日、上場日:2020年3月9日
上場して5年ほどの若い会社です。10倍株を狙うならIPOから5年以内で業績が急成長している銘柄を選ぶべきみたいなアドバイスがよく見られますが、こちらの銘柄はこれに該当していると思います。
減配による株価下落リスクも怖いのですが、業績もすごい勢いで伸びているのも事実です。
投資を決めた理由
高配当と配当性向
-
2026年3月期の予想配当:1株あたり62.50円、配当利回り:約4.7%
-
特に注目したのは配当性向の高さ。2025年3月期は約96%、2023年には110%を超えた年もあり、非常に株主還元の姿勢が強い印象だった
利益の大半を配当に回しており、配当利回りは4%を超えています。
配当金をもらいつつ保有するのも悪くありませんが、やはり配当性向が90%を超えているのは気になりますね。
最新の株価と指標動向
株価・指標(2025年8月28日時点)
-
株価:1,319円(前日比 −0.08%)
-
PER(予想):20.4倍、PBR(実績):5.77倍、ROE:22.29%、自己資本比率:68.8%
-
EPSは高く効率性の高さを示唆。利益率・収益性の高さが光ります。
ROEは22%を超え、自己資本比率も60%超えで収益力も財務もとても健全です。
PERも20倍超えと高い水準にあり、業績も右肩上がりなので典型的なグロース株と言えますね。
株価もちょうど上昇トレンドだったのでエントリーしたらうまく乗っかることができました。
投資して気づいたリスクと投資戦略の悩み
-
配当性向の高さに後悔:長期的な利益内部留保が少なく、事業環境が悪化した際に配当が持続できるのか不安も。配当性向100%前後では安定性に懸念を感じてしまいました。
-
含み益が乗ったら売却も選択肢に:現在一定の含み益があるなら、リスク軽減のために部分的または全売却も検討中です。投資した時期や目的次第ですが、「利益確定」の判断は重要な戦略の一つです。
成長性や財務性はピカイチなのですが、本当に唯一気になるのが配当性向ですね。ここさえ無難な数字なら安心して長期保有ができていたのですが、今の状態だと少しリスクがあるので何度も同じことばかり言って恐縮ですが、ある程度の利益が確保できたら売却するのもありかなと考えています。
今後の注目ポイント
市場環境と成長余地
-
エンジニア派遣需要の堅調な推移が業績を支え、今期Q1も増収増益スタート
-
「コグナビ」などAIマッチング技術の活用がさらなる成長を後押しする可能性も。
収益性と還元バランス
-
高いROEと収益性は魅力。ただ、高配当性向が続くと内部投資や成長の余地が縮小する可能性もあり、バランス感が鍵。
売却タイミングの見極め
-
今後の決算動向や事業方針の変更、配当方針の見直しなどによっては、含み益確定のタイミングとして売却を進める合理性も見えてきます。
まとめ
フォーラムエンジニアリング(7088)は、派遣業界で高収益性を誇り、株主還元姿勢も強い企業です。
ただし、配当性向の高さは長期投資において慎重な姿勢が必要です。
短期的には業績・配当続行の信頼性を重視。中長期的には、事業成長と配当のバランス、そして含み益を活かした売却戦略を併せて考えることが肝要です。
含み益もある状態なので、投資したこと自体はいい判断だったと思っていますが、配当性向の高さに少し後悔もあります。
利益が乗れば、積極的に利確を検討するスタンスで臨みたいと思います。