銘柄分析

【銘柄紹介】日本電計株式会社(9908)|国内トップシェアの電子計測機器専門商社

こんにちは。TATです。

今日は証券コード9908の日本電計株式会社を紹介します。

 

配当金とキャピタルゲインを狙って僕が実際に購入した銘柄です。

業績も好調で配当金も伸びていく見込みだったので、エントリーすることを決めました。

2025年7月18日に2,059円で約定しました。

 

会社概要

  • 社名:日本電計株式会社(NIHON DENKEI CO., LTD.)

  • 設立:1950年(昭和25年)9月4日、上場:1991年10月8日(東証スタンダード)

  • 本社所在地:東京都台東区上野5-14-12 NDビル

  • 事業内容:電子計測機器の販売、システム構築、リース・レンタル業務を展開。国内48拠点、海外52拠点を持つネットワークが強み

  • 従業員数(2025年3月時点):単体610名、グループ全体で1,160名、平均年齢42歳、平均年収約690万円

  • 市場ポジション:電子計測器専門商社として国内トップシェアを誇る

 

配当・株主還元

項目 内容
配当政策 連結配当性向を35%程度を目途に、業績・財務状況を踏まえて中期的・安定的な配当を実施
2025年3月期実績 年間配当 87円(中間 40円/期末 47円)、配当性向 33.4%
2026年3月期予想 年間配当 90円(中間 43円/期末 47円)、増配予定

 

配当性向は30%台と健全です。

毎年増配も続けており、安心して長期保有できる銘柄だと思っています。

 

株価指標と成長性(2025/09/05時点)

  • 配当利回り(予想):約4.35%

  • PER、PBR、ROE(予想):PER 約7.75倍、PBR 約0.81倍、ROE 約10.4%

  • 時価総額・成長率:時価総額 約243億円、過去10年間で売上・純利益ともに約1.5倍に成長(年平均成長率・売上 約4.15%、純利益 約4.3%)

配当利回りは4.35%と高水準です。業績も堅調でこの利回りは魅力的です。

PERも10倍未満、PBRも1倍未満と割安な水準でもあります。

売り上げ・純利益ともに過去10年間で1.5倍に成長しています。

グロース株と比べるとゆっくりした成長ですが、長期で保有して尚且つ配当金狙いであれば、ゆったりでも継続的に成長してくれるのは安心感があります。

 

業績動向(第1四半期:2026年3月期)

  • 売上高:242.93億円(前年同期比+11.0%)

  • 営業利益:3.31億円(−30.4%)

  • 経常利益:2.52億円(−58.2%)

  • 四半期純利益:0.035億円(−90.8%)

    人的資本投資や為替差損の影響が響いた模様

直近の四半期決算では売り上げは伸びていますが、利益が減っています。為替の影響と人件費の影響が大きそうです。

 

今後の注目ポイント

  • 成長性:EVや自動運転関連の計測機器への対応、海外拡大の進展に注目

  • 収益性:規模拡大と共に利益率維持が課題。第1四半期の大幅減益は懸念材料ですが、投資の成果として期待する声もあります。

  • 株主還元:連続増配の見通しは安定感あり。財務体質維持と配当の持続性に注目です。

 

まとめ(個人的見解)

日本電計(9908)は、国内シェアトップの計測機器専門商社としての強みを持ちつつ、安定した配当政策と割安な株価指標が魅力です。

株主優待はありませんが、配当重視の中長期投資先として意識したい銘柄でしょう。

ただし、第1四半期の減益は短期的には注意が必要です。次の四半期決算の結果次第では少し保有方針を考えないといけないかもしれません。

 

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