銘柄分析

【銘柄紹介】6785 鈴木|高精度金型・コネクターの技術力を武器に安定成長

こんにちは。TATです。

 

今日は証券コード6785の鈴木を紹介します。

僕が実際に購入した銘柄になります。

 

配当利回りが高く、業績も順調に伸びていたのでエントリーを決めました。

2025年7月31日に1,836.4円で約定しました。

直近の決算発表後に急騰して、本記事を書いている2025/08/25時点では、+16%の含み益となっています。

 

鈴木(6785)とは

会社概要

  • 上場市場:東証プライム、単元株数:100株

  • 本社所在地:長野県須坂市

  • 事業内容:高精度な金型製造、コネクターや電子部品の製造、医療器具組立などをグローバルに展開(中国・インドネシア含む)

結構マイナーな会社と思いますが、電子部品をグローバルに展開している企業です。円安の恩恵もありそうですね。

 

投資を決めた理由

業績推移と配当政策

  • 2025年6月期実績:売上高333億円、経常利益42.1億円、当期純利益27.6億円、1株配当85円。2026年予測では配当88円に増配予定

  • 配当方針として、DOE(株主資本配当率)4.0%または配当性向50%を目安に安定配当を継続

業績は順調に伸びていて、配当金も今後増えていくことが予想されています。

 

株価指標(2025年8月25日時点)

  • 株価:2,132円(前日比+0.57%)

  • PER:11.0倍、PBR:1.14倍、利回り(配当):約4.13%

冒頭で説明した通り、今日(2025/08/25)時点で+16%の含み益を持っていますが、それでも今でに配当利回りは4%を超えています。

業績も伸びているので安心して保有することができますね。

 

株主優待について

  • 株主優待(地元名産お菓子詰め合わせ)は、2024年6月末権利分を最後に廃止されました

  • かつての優待条件は、200株以上・1年以上継続保有で1,500円相当、1,000株以上で2,500円相当

株主優待もかつてはあったみたいですが、昨年に廃止されたようです。

2024年の配当性向は29.1%でしたが、来季の配当性向予想は45.4%です。

株主優待が廃止された分、配当金に回されたようですね。

お菓子の詰め合わせも魅力的ですが、個人的には配当金でもらえた方が嬉しいです。

 

株主優待制度は株式投資やる大きな魅力の1つですが、海外にいる投資家には恩恵がないので優待を廃止して配当金に統合する企業が増えてきていますね。

最近で株主優待を廃止してと話題になったのはオリックスとかでしょうか。

海外投資家を意識したら、今後株主優待を廃止する企業は増えていきそうな気がします。

 

今後の注目ポイント

市場環境と技術展開

  • スマートフォン、自動車、医療機器向けなど多様な分野において、精密加工技術が強みを発揮中

  • グローバル生産体制(中国、インドネシア)でコスト競争力と供給体制を強化中

今後の業績に関しては、四季報を見ても右肩上がりです。EPSも伸びていく予想なので安心して保有ができると思っています。

業績や配当金が崩れない限りはずっと保有しておこうと思います。株価が上がりすぎたと判断したら売却して次の銘柄に仕込むのもありですね。

 

強力な株主還元方針

  • 安定配当を維持しつつ、株主資本に応じた配当性向で継続的な還元姿勢を示しています

リスク要因

  • 顧客産業(スマホ・自動車向けなど)の景気変動への感応度

  • 海外生産に伴う為替・地政学リスク

  • 技術革新のスピードへの対応力が試される局面

リスクはいろいろありますが、どの銘柄にも付き物なので保有しながら見守っていきます。

 

まとめ

鈴木(6785)は、精密加工と電子部品の技術力を軸に掲げた安定成長企業です。

株主優待は廃止されたものの、配当性向の明示やDOE目標の設定など、株主還元姿勢は堅実です。

短期的には決算発表など業績動向、中長期的にはグローバル展開や医療分野拡大などの成長戦略に注目です。

 

配当利回りも高く、業績も堅調です。

個人的には安心して長期保有できる銘柄かなと思っています。

 

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