銘柄分析

【銘柄紹介】3003 ヒューリック|都心高稼働のオフィスビル賃貸+株主優待付き銘柄

こんにちは。TATです。

 

今日は証券コード3003のヒューリックを紹介します。

 

僕が実際に投資した銘柄です。都心に行くと電車とかでよく広告を見ます。

高配当かつ業績も堅調で、配当金をもらいながらキャピタルゲインも同時に狙える銘柄だと思っています。

長期保有することでカタログギフトが株主優待としてもらえることも魅力的です。

 

利回り4%を目指したかったので指値注文をしました。

結果、7月22日に無事に指値が約定して、約定単価は1,425円でした。

とても満足なエントリーですw

 

ヒューリック(3003)とは

まずはヒューリックの概要を見ていきます。

こちらの情報はこの記事を書いている2025/08/17時点のデータになります。

 

会社概要

  • 証券コード:3003、上場市場:東証プライム、単元株数:100株

  • 事業年度:毎年1月1日~12月31日、株主総会:3月、配当確定日:年末(12月31日)、中間6月30日

  • 事業内容:都心駅近エリアを中心としたオフィスビル賃貸を中核とし、不動産開発、有価証券投資、環境・新規事業など多角展開

オフィスビル賃貸を中核としている企業で、駅近エリアの好立地な物件を多数保有しています。

賃貸収入が安定しているので安心して保有できます。

 

投資を決めた理由

成長性

  • 2023年12月期→2024年12月期:売上高は4,463億円→5,916億円、最終利益946億円→1,023億円、2025年予想では最終利益1,080億円と増収増益傾向

 

財務の健全性

  • PERはおおよそ10.9倍〜11.5倍、PBRは1.39倍前後、ROEなども安定。直近配当利回りは約3.66%

PERはそこまで気にしていませんが、10倍ちょっとなので、高すぎずに安心してエントリーすることができました。

 

株主還元姿勢

  • 配当方針:業績動向に応じた安定配当を基本とする

  • 配当利回りは約3.66%、安定高水準

現在は少し株価が上がって利回りは3.66%となっていますが(2025年8月15日現在)、僕がエントリーした時は利回り4%でした。

 

株主優待(カタログギフト)

  • 対象:毎年12月31日時点で300株以上保有の株主

  • 内容:2年以上継続して同一株主番号で300株以上保有 → 6,000円相当のグルメカタログギフト(2点選択)

  • 送付時期:権利確定後、翌年2月下旬~3月上旬頃に発送 

  • その他:優待品の代わりに「あしなが育英会」などへ寄付を選択可能とする案内もあり

 

ヒューリックには株主優待があります。300株以上を2年保有するとカタログギフトがもらえます。

ここから2点好きな商品を選ぶことができます。1つ3,000円相当なので、合計6,000円です。

ただでさえ4%の配当利回りを確保しているというのに、さらにカタログギフトがもらえるのはすごいですね。

2年の保有は長いですが、それまでは配当金もしっかりもらえますし、業績も堅調に伸びているので安心して保有できると思います。

もちろん、僕は株主優待を見越して300株購入しました!

 

業績推移と株価動向

株価とトレンド

  • 終値:1,556円(2025年8月15日)

  • 52週レンジ:1,302.5円〜1,595円

  • 年初来リターン:約+13.6%、1年トータルリターン:約+12.7% 

2025年8月15日時点の株価は1,556円です。僕のエントリーした1,425円からは約9%上昇しています。

いいタイミングでエントリーすることができました。

 

株価指標まとめ

指標 数値
PER 約10.9〜11.5倍
PBR 約1.39倍
配当利回り 約3.66%
優待利回り(300株) 約0.65%(最低投資額 約46万円)

 

現状の配当利回りは3.66%ですが、優待を加えると4%を超えます。ただし優待をもらうには2年以上保有しないといけないので、それを考慮して購入を考える必要があります。

 

今後の注目ポイント

市場環境と需要予測

  • 都心好立地物件の安定収益源としての強み継続

  • 多角化事業:開発・環境・投資分野への注力で収益安定・拡大の可能性

 

成長戦略

  • 保有物件のリノベ再生や新規CRE案件、環境関連・地域連携など次世代領域への展開を推進

 

リスク要因

  • オフィス需要減少や空室リスク、金利上昇による資金調達コストの増、景気後退の影響

一番怖いのは金利上昇ですね。これで収益が悪化することがいちばんのリスクであると思っています。

ただ好立地な物件をたくさん保有しているので、物件の価値も上昇して賃料も引き上げやすい環境なのではないかと思っています。

 

まとめ

  • 総括:ヒューリック(3003)は、都心好立地に強みを持つ不動産投資会社であり、業績・収益性ともに安定傾向。配当も堅実で、さらに300株以上保有すればカタログギフト優待が受けられる点も魅力。

  • 投資視点:短期的には中間期決算や空室動向に注目。中長期的には多角化戦略の進展や不動産市況の推移、ESG関連施策にも注目。

  • 関連記事予告:「保有銘柄紹介」シリーズやテーマ別投資(不動産・優待)も順次公開予定です。

 

ヒューリックは僕がエントリーしたタイミングでは利回り4%を確保することができました。さらに300株以上を2年保有すればカタログギフトがもらえるので、配当金をもらいながらのんびり保有しようと思っています。

金利上昇のリスクはあるものの、高収益な立地の良い物件をたくさん持っているのでうまく対応してくれるんじゃないかなと楽観的に考えています。ダメなら売れば良いだけですねw

 

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