「自社株買い」の自動ニュース作成基準



2019年10月28日より稼働中

こちらのページでは、「自社株買い」の自動ニュース作成の基準についてご紹介しています。

「自社株買い」については、「【経営指標が改善され株主還元につながる!】自社株買いについて解説します!」で詳しく説明していますので、もしご興味があれば合わせてご覧ください。

ここでは「自社株買い」の自動ニュースを更新する基準に絞ってご説明していきます。

その他の自動ニュースと同様に、基本的に全ての自社株買いに関するニュースを自動ニュースとして発信するということはしません。

あらかじめ設定した基準を満たしたニュースのみを発表するスタンスをとります。

情報については適時開示情報閲覧サービス(TDnet) より開示されます。

ここで発表される自社株買いのPDFファイルを解析していきます。

ここでは、PDFファイルを解析して自社株買いに関する発表を分析していきます。

プログラムが発動する条件

まずはプログラムが開始される条件についてご説明します。

これらの条件が全て揃った場合にのみプログラムが開始されます。

  • 情報元は適時開示情報閲覧サービス(TDnet) とする。
  • 表題に「自己株式」を含む。
  • 以下の単語が表題に含まれていない
    • 「訂正」,「消却」,「取得終了」,「取得状況」, 「取得結果」, 「市場買付」, 「経過」, 「処分」,「応募」, 「非公開化」,「端数」
  • PDFファイルが存在する

これらの条件を全て満たす場合のみにプログラムが発動します。

本サイトの「自社株買い」に関する自動ニュースにおいては、新規の自社株買いの発表のみの解析に絞ります。

一般に、自社株買いの情報は「自社株買いの発表」→「途中経過の発表(ない場合もあります)」→「終了の発表」の流れになりますが、ここで対象としているのは「自社株買いの発表」のみです。

これは、途中経過や終了の発表については、そこまで市場に影響を及ぼさないためです。

自動ニュースが作成される条件

次に、自動ニュースが作成される条件についてご説明します。

上記の条件を満たしてプログラムが発動し、なおかつ以下の条件を満たした場合に自動ニュースが作成されます。

  • データ取得対象は以下の6つとする。
    • 「取得対象株式の種類」
    • 「株式取得総数」
    • 「株式取得総額」
    • 「発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合」
    • 「取得日(期間)」
    • 「取得方法」
  • これらの値が全て正しく取得できている。
  • 「発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合」が1%異常である。

これらの条件を全て満たした場合のみに、「自社株買い」の自動ニュースとして発表します。

データ取得の大まかな流れについては、まずPDFをテキストに変換し、そのテキストから必要な情報を正規表現を使って抽出しています。

抽出した6つの値のうち、一つでもエラーがあれば自動ニュースは更新しません。

この際には私のSlackにエラー通知が来ますので、定期的に修正していこうと思っています。

以上の条件で自動ニュースの作成に挑戦していきます!

最後に

最後に、本サイトの自動ニュースの作成について、いくつかお伝えしておきたい点をあげておきます。

使用するプログラムについては、ある程度の動作確認はしていますが、完璧ではありません。不具合が発生する場合もありますのでご容赦ください。

不具合については管理者側でもモニタリングしています。不具合の発生状況に応じて随時プログラムを更新していきます。

もしプログラムのミスなど発見しましたらお問い合わせよりご連絡いただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします!


この記事が面白い・役立つと思っていただけたら是非ともシェアをお願いします。



noteでも発信中!

「投資でニート生活」で収集しているデータは、noteでもより詳しい内容を発信しています。

誰にでもスクリーニングできるようにExcel形式で発表したり、株価チャートや業績などをチャートとかをチャートでまとめてPDF形式で配布したりしています。

オニールやミネルヴィニの投資手法を日本株に適用するために必要な情報をほぼほぼ網羅しています。


関連記事




気ままなブログ」もご覧ください

当サイトの管理人TATが運営しているもう一つのブログです。

人生で得た知識と経験をアウトプットします。


金融・投資

金融や投資に関する記事を発信しています。

株式投資で役立つ分析手法を解説したり運用実績を公開したりしています。


Python・データ分析

プログラミングやデータ分析に関する記事も発信しています。

PythonはAIやデータ分析に強く、初心者にも学びやすいのでオススメです。

本サイトの大部分はPythonで開発されています。



お問い合わせ


お問い合わせについては、僕が運営しているもう一つのサイトである「気ままなブログ」のお問い合わせフォームからお願いします。